4.塗装工事

下地補修と、タイル補修が終了したら塗装工事を実施。
塗装には躯体を保護する外壁の塗装と、サビ・腐食の進行を遅らせる鉄部の塗装があります。

塗装は建物の美観性を維持するだけでなく、下地の腐食防止や、コンクリートの中性化の防止など、建物の躯体にとって重要な役割を果たします。

□ 外壁塗装工事

建物の外壁は、太陽光・雨風・排気ガスなどにさらされているため、劣化が進むと建物の寿命を短くする大きな要因となります。
そのため外壁塗装で躯体を保護し、コンクリートの中性化を防ぎます。
また上塗り材の色を選択することで、イメージを一新した美観を実現することも可能です。

□ 鉄部塗装工事

建物に付帯している扉・手すりなど、鉄でできている箇所のサビや腐食の進行を遅らせるため、鉄製部材にサビ止め塗装・上塗りをおこないます。
あらかじめ丁寧にサビ落としをおこなうことが重要で、形状が複雑で機械工具が使えない箇所は、手工具により入念におこないます。

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